首相:年金支給開始年齢を上げるべき
ベルルスコーニ首相は、ブリュッセルの EU 首脳会談で、年金の支給開始年齢を上げるべきだと主張した(2月12日、Corriere della Sera).
年金の負担は、EU 諸国にひとしく重くのしかかっていると主張したのは、スペインのザパテーロ首相とベルルスコーニ首相であった。
バローゾEU 委員長も、2020年には、EU の労働人口は200万人減少する見込みであると強調した。
イタリアの年金に関しては、自営業者は、サラリーマンの約半分しか年金をおさめていないのに、受け取る年金は77%に達しており不公平だという声があがっている。
これは、2025−30年まで続くが、その後は、働いている間に収めた負担に応じた年金額をうけとるシステムに変わる。
| 固定リンク
コメント