内務省、ロザルノ以外も移民搬送へ
内務省は、ロザルノ以外でも移民、特に不法移民が集中している地域で、不法移民を搬送する予定だ(1月11日、Corriere della Sera).
ロザルノ以外でも、不法移民が集中している地域では、地元住民との軋轢が生じている。カンパーニャ州のカステル・ヴォルトゥルノには、約5000人の移民がおり、サン・ニコラ・ヴァルコには800人、またシチリア州のシラクーサ近辺には600人の移民がいる。
これらの地域でも、不法移民を搬送する予定だ。
先日のロザルノでの移民と地元住民との衝突では、怪我人が53人でたが、21人が移民で、14人が住民、18人は警察などだった。
ロザルノでは、元工場だったところに1200人が住んでいたが、このたび、クロトーネとバーリの移民受け入れセンターに搬送された。
こうした移民たちは、南部では農業に従事し、1日12ー14時間の労働(オレンジなどの果実の収穫)で、20ユーロの賃金を得ている。
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