ミラノ、毎日捨てられるパンは1万8000キロ
ミラノで捨てられるパンは、毎日1万8000キロにものぼっている(1月3日、Corriere della Sera).
つまり、1ヶ月では、52万5000キロにものぼる。イタリア全国では、毎月2万4230トンが捨てられていると推測されている。
ミラノ・ボッコーニ大学の教授サンドロ・カスタルド(マーケティング)によれば、パンだけでなく、「トマトやオレンジも大量に廃棄されている」。
しかしパン屋によれば、「パンを捨てる問題は、日に日にひどくなっている。自分がこの仕事を始めた30年前は、4種類のパンしかなかった。今、その種類は無限に増えている。いつも焼きたてのものをそろえていないと、客を失ってしまう」とのこと。
棚に残るのは、平均して10%ほど。その比率を下げるのはむずかしい。
| 固定リンク
コメント