ローマのオペラ座、ダニエラ・デッシ降りる
ローマのオペラ座で、主役二人が演出のゼッフィレッリと衝突し、降板した(12月11日、Corriere della Sera).
降板した(させられた)のは、ソプラノ歌手のダニエラ・デッシ(49歳)とその伴侶のテノール歌手のファビオ・アルミリアート(53歳)。
演目は《トラヴィア−タ》。ゼッフィレッリによれば、椿姫の役は、もっと若い歌手がふさわしいとし、デッシの容姿だけでなく、声楽的にも準備が出来ていなかったとしている。しかし、指揮者のジェルメッティは演出家から距離を置き、「デッシは声楽的には抜群である。ゼッフィレッリが容貌や演出の点からこうした選択をした」としている。
劇場は払い戻しに応じるとしている。
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