ピオ12世の資料は5年後に公開
ピオ12世統治下の資料は、5年後に公開する(12月21日、Corriere della Sera).
「ピオ12世の治世の資料は、資料館員が説明したように、1600万ページにのぼる。1万5000以上のファイルになる。これらを整理するだけでも、あと5,6年はかかる。秘密や、秘密にしておくべき文書という問題ではない、知るべきことは、すでにもう知られている」と、教皇座(Santa Sede)のスポークスマン、フェデリーコ・ロンバルディ神父は語った。
教皇庁とユダヤ人社会の摩擦は、歴史的に遡ると、1555年に教皇パオロ4世がゲットーをローマにつくったことがある。1848年にピオ9世がゲットーを取り囲んでいた壁を取り壊させた。
1858年には、ユダヤ系の家庭に生まれた6歳のエドガルド・モルタラ(ボローニャ生まれ)を家政婦が洗礼させてしまった事件があった。ピオ9世は、彼をカトリックとして教育するため両親から引き離してしまった。
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