イタリア観光のリーダーの座をすべり落ちる

イタリアは観光地として世界第5位にすべり落ちた(10月20日、Corriere della Sera).
かつて1970年には、イタリアの観光産業は世界でもっとも栄えていた。
その後、フランスが追い越し、ついでアメリカが抜き、スペインそして2004年には中国が抜いた。こうしてイタリアは世界第5位となった。
こうした退潮の原因は何か。高すぎる価格、インフラの不備、治安の不安、政治の混乱などがあげられる。2009年のWorld economic forum によれば、イタリアの観光業の競争力は世界で28番目。競争力の点で、直接のライバルのフランスやスペインに劣るのみならず、ポルトガル、ギリシア、アイスランド、キプロスやエストニアにも負けているのである。
価格競争力は、133カ国中130位。治安は82位。環境は51位。教育は45位である。
イタリアのホテル数はアメリカについて多いのだが、規模が小さい。イタリア全国で、103万4710部屋があるが、3万3768のホテルがある。1ホテルあたり30部屋である。スペインの場合46,1部屋、フランスは34,6部屋である。また、チェーン店の占める割合がイタリアでは4%に過ぎないのに対し、ヨーロッパ平均では20%となっている。
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