ベルルスコーニはオーウェルの登場人物のよう
ベルルスコーニ首相のマスコミ攻撃を、英米の新聞・雑誌が批判している(9月7日、la Repubblica).
アメリカのタイム誌は、「マスコミ王であるベルルスコーニがメディアの犠牲者だとの度重なる主張は、まるでジョージ・オーウェルの小説の登場人物のようだ。イタリアのテレビを所有し、90%に影響力を持っていることは、ベルルスコーニによるメディア支配を批判したスウェーデンの映画の宣伝がすべての主要テレビ網から拒絶されたことで、改めて証明された」。
またタイム誌は、首相とカトリック教会の間に、アヴェニール紙の編集長辞任問題で亀裂が入り、カトリック系の政治家はベルルスコーニを見捨てるのではないかとの見通しもしめした。
イギリスのジャーナリズムもベルルスコーニに批判的だが、サンデー・テレグラフ紙は、首相の弁護士で代議士でもあるニッコロ・ゲディーニが、ウニタ紙を訴えたことを取り上げている。さらに、サンデー・テレグラフ紙は、ウンベルト・エーコが言論の自由について論じる記事を掲載している。
エーコは、ファシズム時代の1931年にムッソリーニが1200人の大学教授にファシズムへの忠誠を誓わせたとき、拒絶したのはわずか12人だったことをあげている。
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