ヴェネツィア映画祭、トルナトーレの新作で開幕
ヴェネツィア映画祭がトルナトーレ監督の新作 Baarìa で幕を開けた(9月3日、la Repubblica).
この作品は大作で、イタリア映画としては予算も巨額で公式には2500万ユーロ、一説には3500万ユーロを投じたと言われている。
登場人物は210人おり、そのうちプロの俳優が63人、素人が147人である。
シチリアのBagheria という町が舞台となっているトルナトーレの自伝的映画。自伝というよりは、トルナトーレの父がモデルとなっている。トルナトーレの父は共産党員で、監督は、イタリアにおける共産党はソ連とは異なり、すべての人が貧困から抜け出し、他者を愛するという理想をめざしていたという。
現在は、共産党は名前が何度か変わり、民主党になっているが、有権者に将来像を提示しかねているとトルナトーレは考えている。つまり、人々の必要とすることとの結びつきを見出せなくなっているのだ。
映画は、監督のこだわりにより、シチリア方言版と、英語版が制作された。
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