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2009年8月 1日 (土)

質の高い大学により資金を

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イタリアの大学が、はじめて質の高さに基づいて資金配分されることになった(7月25日、Corriere della Sera).

教育省の基準で算定したところ、トップはトレント大学、二位トリノ工科大、三位ミラノ工科大、四位ベルガモ大、五位ジェノヴァ大、六位ミラノ・ビコッカ大ですべて北部の大学だった。

最下位はマチェラータ大で、総じて、南部の大学は評価が低かった。

平均以上の27大学は、5億2500万ユーロを分配される。一方、評価の低かったほうの27大学は、予算をカットされる。

この傾斜配分される予算は、3分の2は研究への評価に基づき、3分の1は教育への評価に基づき配分される。この予算は、大学の経常予算の7%にあたる。

なお累積赤字の解消のため健全化対策を講じているトリエステ大、フィレンツェ大、シエナ大は今回は評価の対象外となっている。

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コメント

質に基づいて予算が配分されるなんて、シビアですね。

それにしても、質の評価指標は何なんでしょう?
(3分2の)研究への評価は、学内研究者の投稿採用された論文の数とか?

(3分1の)教育への評価は、学位を出した数?
それとも、まさか、学生に評価させるなんてことはないですよね。
そんなことさせたら、(「イタリア人の言い訳」のように)好き勝手なことを言いそうですもの。

いずれにせよ、南北間では、手に負えない程の格差が生じていくのでしょうね。
(既にもう「手に負えない程」となっているのでしょうか?)

投稿: marinara | 2009年8月 1日 (土) 15時25分

marinara さん

ごもっともなご質問です。

研究の質は、Civre という評価機関の評価が50%、研究プロジェクトに参加している研究者、教授の数が20%、EUからの補助金の獲得力が30%という割合で評価するそうです。

教育の質は、卒業から三年以内に仕事を見つけた人が20%、内部の教授が教えているコースが20%、3分の2の試験が終わって、2年生に登録している学生の数が40%、学生が教育の質を評価する可能性が20%となっています。

これらの基準は、これから改善していく予定とのことです。というわけで、学生による授業評価をやっているかどうかは20%の比重がかかっているわけですね。僕が個人的に知っている限りでは、シエナ大学では、授業評価を学部も大学院も実施していました。

大学における南北間の格差については、僕の知見が狭く、コメントできないのですが、おっしゃるように、このままこういう傾向が続けば、予算自体に格差がつきそれが拡大していくことになりますね。

投稿: panterino | 2009年8月 1日 (土) 22時32分

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