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2009年7月14日 (火)

フィレンツェ、オンニサンティ教会の磔刑図はジョットだった

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フィレンツェのオンニサンティ教会の磔刑図(写真)は、ジョット作であることが修復作業の結果明らかになった(7月8日、Corriere della Sera).

大部分の研究者は、これまでこの磔刑図をジョットの縁者か弟子によるものとしていた。が、Opificio delle pietre dure (準宝石製作所)の修復によりジョット自身の製作であると判定された。

これまでは、ほこりや蝋燭のすすにまみれて細部が見えなかったが、このたびの修復、洗浄により細部が明らかになって、ジョット作であるとされるようになった。製作年代は、1310年代らしい。大きさは450×360cmと巨大である。しかもオリジナルは、この下に約1メートルのゴルゴタの丘とアダムの頭蓋骨をあらわしたものが台座としてあった(今は失われている)。

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コメント

 ながいことフィレンツェ音痴でした。良さは分かるのですが、いまひとつ夢中になれずにいました。全部は知りませんが。訪れるたびに新しいところを知り、発見がありましたが。しかし。このたびのジョット(好きを越えて、好きな絵画です)御記事で、すこしフィレンツェに近づいたような気がします。ジョットでした。ジョットの街でした。なんともいえない柔らかさ。頑固を捨てました。(恥ずかしい)。また行きます。

投稿: marina | 2009年7月15日 (水) 22時34分

marina さん

おっしゃるようにフィレンツェとジョットは切りはなせませんね。実際、磔刑図も、オンニサンティ教会だけでなく、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会にもあります。サンタ・マリア・ノヴェッラのもののほうが、20年ほど早い制作のものとされているそうです。

投稿: panterino | 2009年7月16日 (木) 07時05分

サンタ・マリア・ノヴェッラ入ったことがありませんでした。ぜひ参ります! ドキドキします。

投稿: marina | 2009年7月16日 (木) 09時11分

marina さん

サンタ・マリア・ノヴェッラは是非、一度、ご覧ください。
この教会、今は入場有料になってしまいました。が、マサッチョの『三位一体図』や、回廊(さらに別料金ですが...)のウッチェッロの『ノアの洪水』の壁画は、風雨にさらされて色が薄くなってしまってはいるものの、一見の価値ありと信じます。

投稿: panterino | 2009年7月16日 (木) 13時34分

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