教皇、手首を骨折
教皇べネデット16世が転倒し、手首を骨折した(7月18日、Corriere della Sera).
ヴァッレ・ダオスタのLe Combesの山荘 に滞在中、寝室で転び、手首を骨折した。
地元の病院で手術をうけ、ギプスをしている。
病院には当初「患者917」として運ばれたが、すぐに情報は伝わった。
教皇は、病院の業務が混乱することを懸念し、他の患者と同じように扱うことを求めた。そのため、レントゲン撮影の際も、他の患者と同様、順番を待った。
右手首の橈骨(とうこつ)に骨折のあることが判り、部分麻酔をして、約25分の手術をした。骨折部分に2本の金属線をいれた。約1カ月後に、この金属線は、外に付けたガラス繊維強化樹脂のギプスとともにはずす予定。
そのため、一か月は、教皇は執筆やピアノを弾くことができない。
病院を出る際には、教皇は看護師ら一人一人にお礼を述べた。
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