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2009年6月26日 (金)

パオロVI 世の伝記

Paolovi
パオロVI 世の伝記が出版された(6月18日、Corriere della Sera).

パオロ6世は、二人の大きな巨人、ジョヴァンニ23世とジョヴァンニ・パオロ2世に挟まれて(ジョヴァンニ・パオロ1世の短い治世がはいるが)、埋もれてしまい、ほとんど忘れられている。

新聞 Il Giornale のヴァティカン記者アンドレア・トルニエッリはこのたび、Paolo VI. L'audacia di un Papa (パオロ6世.ある教皇の大胆さ)(Mondadori, 624ページ、28 ユーロ)を出版した。

トルニエッリはこれまでジョヴァンニ・バッティスタ・モンティーニ(パオロ6世の本名)についての決まり文句を否定した。これまでは、この教皇は、「ブレーシャのハムレット」と言われ、疑いやためらいの人とされていた。

彼はジョヴァンニ23世が開始した第二ヴァティカン公会議をまとめる役割を果たした。しかし公会議はいわゆる改革派と保守派の対立があったため、それをまとめた教皇は、進歩派からは、改革運動にブレーキをかけたとみなされ、保守派からは、教会の危機をまねいた責任者と見なされがちなのだ。

モンティーニ教皇は、悩み苦しんだが、あきらめたのではなく、移行期の教会を統治したことをトルニエッリは示している。

教皇は、反ファシストの家系であり、反共産主義者でもあった。いわば、政治でいうとデ・ガスペリ的なキリスト教民主主義者であったのだ。

パゾリ—ニの魂が救われるようにと祈り、ピエトロ・ネンニの妻が亡くなると弔意の手紙を出し、共産党書記長のトリアッティがクリミアで発作に倒れると回復を祈った。

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