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2009年6月22日 (月)

ウンガレッティとマラパルテは同時期に戦線にいた

Ungaretti_giovane
詩人のジュゼッペ・ウンガレッティと小説家クルツィオ・マラパルテは、第一次世界大戦で、同時期に同じ戦線にいた(6月16日、Corriere della Sera).

第一次大戦中に、「秋の木の上の葉のようにいた」と兵士の命のはかなさを歌ったウンガレッティであるが、案外知られていないのが、この詩がカルソの塹壕や、ピアーヴェ河畔やモンテ・グラッパといった名高い激戦地で詠まれたのではないということだ。

ウンガレッティは、この時、1918年7月にフランスで書いたのである。ウンガレッティが所属していたイタリア軍部隊は、ドイツ軍からの攻撃をうけ、西部戦線へとうって出たのである。

これらの事実が二人の学者ではない好事家によって著された。二人ともジェノヴァの人で、アルベルト・カゼッリ・ラペスキとジャンカルロ・ミリテッロ。タイトルは、1918.Gli italiani sul fronte occidentale (1918年ー西部戦線におけるイタリア人)で、出版社は Gaspari, 255ページ、17,5ユーロである。

シャンパーニュ地方やシュマン・デ・ダーム地方でのイタリア軍の活動・軍事作戦が紹介されているほか、未公開文書、写真、書簡が含まれている。

この西部戦線でのイタリア人の死者は5000人に登っており、Bligny や Soupir の墓地に埋葬されている。クルツィオ・マラパルテもこの時、ドイツ軍の毒ガス攻撃にあい、フランスの病院に運ばれた。命ながらえたものの、健康にダメージを与えたことは疑いない。

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