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2009年5月 3日 (日)

《パ・ラ・ダ》

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《パ・ラ・ダ》(マルコ・ポンテコルヴォ監督)を観た(有楽町・朝日ホール)。

1992年チャウシェスク政権崩壊から3年後のルーマニア、首都ブカレストが舞台である。ストリート・チルドレンとそこにやってきたフランス人のNGOの活動家(ピエロやサーカスで子供たちを引きつける)が主人公。

ポンテコルヴォ監督は、会場での質疑応答に答えて、映画のきっかけは新聞記事で、そこから自分で調べ、さらに現地に行って子供たちにあったことで製作への気持ちが固まったという。

そういうわけで、NGOの活動家の一人にイタリア人女性が出てくるのだが、イタリア人映画監督の作品ではあるが、イタリア語はほとんどなく、ルーマニア語とフランス語が主である(もちろん、何語が話されているかが重要という映画ではないが)。

監督の目は一方で熱く主人公の活動を語るが、映画の最後には、ブカレストの現状も映し出される。一つの世界が変わることのむずかしさと、それでも希望を失わずに活動しつづける人間のいること、どちらに重点を置いて語るか、どちらに重点を置いた世界観を持つのか、という問いが浮かんだ。

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