イタリア人女性、お手伝いさん業界に戻る
イタリア人女性がお手伝いさん業界に戻ってきている(Corriere della Sera, 5月25日)。
業界団体のAcli Colf 代表のピーナ・ブルストリンによると、イタリア人女性は、経済危機で家計が苦しくなったのを助けるために、お手伝い業にかえってきているという。
ただし、イタリア人女性の場合、家庭を持っているので、住み込みで、老人の介護などをしているケースはほとんどない。
イタリアでは65歳以上の人は、全人口の20,1%をしめ、1200万人いる。
そのうち、17万人は自立できず、施設に入所している。
また、家族による介護の手助けをするお手伝いさん(assistente famigliari) は、77万4000人だが、やみの労働者が36万人おり、合計では、113万4000人ほどいる。
イタリアでは、老人15人にたいし、1人の介護者(badante) がいることになっているが、やみ労働の人も含めると、7人に1人いることになる。
お掃除やアイロンがけ、料理などをするお手伝いさんの時給は6から9ユーロ。
移民のお手伝いさん、介護人の場合は、病人や老人の世話をしている場合が多い。
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