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2009年4月 3日 (金)

フォガッツァーロの幻のノーベル賞

Fogazzaro_01 アントニオ・フォガッツァーロが1906年にノーベル賞を取りそこなったことを北部同盟の新聞パダーニャが取り上げている(3月23日、Corriere della Sera)。

これはエンリーコ・ティオッツォの La letteratura italiana e il premio Nobel (Olschki, 356ページ、34ユーロ)に収められたエピソードでまったくの新発見というわけではないが、忘れられたエピソードである。

フォガッツァーロはノーベル賞候補であったが、彼の小説 Il santo が教皇庁の禁書目録(Indice)に載ると、公然とカトリック教会に対し恭順の意を示したのである。

これが教会は教会でもルター派であるスウェーデンのノーベル委員会の逆鱗にふれ、ノーベル賞はカルドゥッチに授与されることになった。

パダーニャ紙としては、ヴィチェンツァ生まれのフォガッツァーロが受賞していればと思わずにはいられない。カルドゥッチはトスカーナ州ヴァルディカステッロの生まれであるからだ。

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