アッバード、スカラ座へ帰る

指揮者クラウディオ・アッバードがスカラ座に復帰することになりそうだ(4月2日、Corriere della Sera).
2010年6月4日、6日にマーラ−の交響曲第8番「一千人の交響曲」を振る予定。2010年はマーラーの生誕150年の記念でもある。
アッバードは、1986年にスカラ座の音楽監督を去ってから23年間スカラ座を振っていない。
アッバードは昨年12月にミラノが9万本の木を植えるなら、スカラ座に戻ろうと語っていた。ミラノ県知事のフィリッポ・ペナーティは、アッバードの気質を飲み込んでおり、アッバードが口にすることはただの冗談ではないことを理解して、すぐに動いた。またミラノ市長のモラッティも同様であった。
それ以上に動いたのはスカラ座だった。総監督のリスナーは就任いらいアッバードの帰還を口説きつづけていたが、アッバードはシ{イエス)ともノーとも言わずに4年が過ぎたのである。
アッバードは4月7日にペナーティ知事、モラッティ市長、リスナー総監督と会談する予定。4月7日にはスカラ座ではロッシーニの《ランスへの旅》が上演される。これはまさにアッバードが1985年に、演出ロンコーニ、舞台ガエ・アウレンティで作り上げたものだ。リスナーはこれが単なる偶然ではなく、マエストロのスカラ座本格復帰を祈っている。
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