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2009年4月17日 (金)

地震の復興はニュータウンで

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ベルルスコーニ首相は、ラクイラ大地震の復興は、被害にあった場所を離れてニュータウンを作ってはどうかとのアイデアを投げかけ話題になっている(4月8日、Corriere della Sera).

首相は英語の new town という語を用いている。

これに対し市長のマッシモ・チャレンテ(民主党)は、拒絶はしていない。当然、当惑はしているが、「考えてみる」との姿勢である。

しかし、ラクイラの歴史的中心街(centro storico)はどうなるのだろう。うち捨てられ、空っぽになってしまうのか。建築家、都市計画家をはじめ、政治家はみなこれにノーと言っている。イタリア共産主義者党からキリスト教民主連合、緑の党、民主党にいたるまで、ほとんどがノーである。

とりわけ、Legaambiente という環境保護団体は首相のアイデアを拒絶している。

new town の発祥は、ロンドンで1947年。第二次大戦後のロンドンの復興、成長をどのようなものにするかという問題を解決するために出てきたアイデアである。最初の例は Harlow であった。

ロンドンの他にもモスクワ、スウェーデン、デンマーク、日本にニュータウンの例はある。イタリアで最初の例は、Milano 2 である。

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