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2009年4月 2日 (木)

イタリア出版事情

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イタリアでは、毎日約180冊の新刊が発行されているが、そのうち84%は発行部数が500部以下である(3月24日、Corriere della Sera).

2008年の数字だが、イタリアでは、言い換えれば、一時間に7,5冊の新刊が発行されているのだ。平均発行部数は4364部(教科書類を含めた数字)。教科書類を除くと、平均は3524冊に下がる。

また、一月に一冊以上本を読む人は、320万人。2007年に、一年間に一冊以上本を読んだ人は,2400万人である。

発行されたタイトルのうち、82,9%は小説、エッセイ、実用書、美術書、学術書、百科事典などで、7%が児童書、10,1%が小中高の教科書類である。

1990年代は、翻訳物が25%であったが、現在は22,5%に下がっている。

毎年、出版社に送られてくる原稿は30万。
ISBS つきで、96ページの本を20部印刷するコストは、99ユーロ。

現在、活動している出版社は2901社。市場で、組織的な存在となっているのは1016社。業界の授業院は3万8000人。

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コメント

 日本人が読書するのに較べてイタリア人は読まない、読む人は限られている。よく耳にしました、またそのようなシーンを目にもしました。このニュースはとても実になりました。驚くべきニュース。教科書が10.1%には思わず笑いました。そして翻訳ものもじつに読まれているのですね。発行部数500部もこの時代身につまされる数字です。

投稿: sandrara | 2009年4月 2日 (木) 18時26分

sandrara さん

たしかに、発行部数500部というのは日本でも学術書その他で見られますね。

インターネットも紙の本に変わる一つの媒体として成長しつつあるわけで、紙の本には特別の愛着を抱きつつも、時代の変化も感じます。

投稿: panterino | 2009年4月 3日 (金) 00時54分

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