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2009年4月15日 (水)

エミリオ・ジェンティーレの新刊

Wuzbbasp
エミリオ・ジェンティーレが未来派に関する新刊を出版した(4月6日、Corriere della Sera).

Futurisuti in politica--《La nostra sfida alle stelle》で出版社はLaterza, 148ページ、15ユーロである。ジェンティーレは、ファシズム期に関する最もすぐれた歴史家の一人。

未来派にとって政治は中心ではなかったが、重要な柱ではあった。マリネッティは否定しているが、1909年に出発した未来派の政治思想を、エンリーコ・コッラディーニやマリオ・モラッソらのナショナリズムに遡ってたどることは可能だ。

それは単に海外に拡張主義的な政策だけでなく、現代生活の中心に機械、テクノロジー、速さを据えることも共通しているのである。

ただし、コッラディ−二のようナショナリストは、古代ローマやヴァティカンの過去の栄光を重要な役割を与えるのに対し、未来派は反教皇庁であり、過去の栄光をたたえることにも反対であった。

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