アソル・ローザの新著をめぐる論争
アソル・ローザの新著Storia europea della letteratura italiana (イタリア文学のヨーロッパ史)をめぐり論争が起こっている(3月10日、Corriere della Sera).
老大家アソル・ローザ(写真)の新著はエイナウディ社から出たが、これに激しく噛みついたのはアルフォンソ・ベラルディネッリで、新聞 Sole 24 Ore 紙上での書評で、酷評したのである。
ベラルディネッリによれば、アソル・ローザは「戦闘的批評家でも、学者でもなく、政治的野心をもった編集のオーガナイザー」にすぎない。
「彼の極端なマルクシズムは、作家やインテリを上から見下ろす癖をつけてしまった」としている。
この酷評に対し、エドアルド・サングイネーティはアソル・ローザを擁護し、チェーザレ・セグレは、ベラルディネッリの批評はあまりに個人攻撃的すぎるとしている。ただし、セグレも、ヨーロッパ史へ開くというのは看板倒れだとしている。
一方、ジュリオ・フェッローニとマッシモ・オノフリはベラルディネッリ側に同意している。
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