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2009年1月26日 (月)

イタリアのフリーメーソンの内紛

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イタリアのフリーメーソンの Grande Oriente で内紛が生じている(1月22日、Corriere della Sera).

Grande Oriente というloggia (グループ)のGrande Maestro であるグスターヴォ・ラッフィは三選を目指しているが、それに対し、彼への中傷もとびかっている。

ラヴェンナの弁護士グスターヴォ・ラッフィは、1999年に Gran Maestro に選ばれ、その後、選挙システムが変わり、2004年に選ばれている。ラッフィの考えでは、2004年が仕切り直しなので、今度が2選目であり、前からの継続を重視する人にとっては3選目になり、それは禁じられているということになる。

イタリアのフリーメーソンの中でも Il Grande Oriente は名門で、1805年に Eugenio de Beauhamais により創設された。1862年にはガリバルディが、同年ボローニャではジョズエ・カルドゥッチがメンバーであった。

エットレ・フェッラーリは1904年から Grande Maestro であった。電話の発明者アントニオ・メウッチもフリーメーソンだった。

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コメント

フリーメーソンは詳しく知りませんが、非公然組織で構成員の名前は知られていなく、闇の政治力団体で、西欧社会では一大勢力と考えていました。
本当に影響力があるのか無いのか、何となく胡散臭い組織と思っていました。
それが表ざたになっているとは驚きました。

投稿: andy | 2009年1月28日 (水) 14時42分

andy さん

そうですね。フリーメーソンは音楽家では、モーツァルトやハイドンもその一員でしたね。

イタリアでは、リソルジメント(国家統一運動)に参加した人にはフリーメーソンの人が多かったようですね。
思うに、イタリアの場合、文化でも政治でもカトリックの圧倒的影響力がありましたから、それに対抗してある勢力を結集するときに、フリーメーソンの理念がうまく機能したのかもしれませんね。
イタリア統一後の政治家でも、フリーメーソンの人はかなりいて、いわゆるライコ(非カトリック系の、世俗の)の政治家と重なっているようです。

職業的には、警官などにそのメンバーが多いという噂を聞いたことがあります。

投稿: panterino | 2009年1月28日 (水) 23時18分

 ヨーロッパ、というより世界を考えるうえでひとつ項目?が増えました。モーツアルト、知っていましたが、あとがつづきませんでした。これからもこのような記事期待します。深謝です。

投稿: accatto_ma | 2009年1月30日 (金) 10時24分

accato_ma さん

おっしゃる通り、ヨーロッパ、イタリアを考える上での鍵の一つだと思います。研究も進んでいるようですし、関連記事は積極的にとりあげたいと思います。

投稿: panterino | 2009年1月30日 (金) 22時24分

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