イタリアの若者は親の世代より本を読むようになった
イタリアの若者は親の世代よりも本を読むようになった(10月1日、Corriere.it).
2007年に、6歳から19歳の若者の2人に1人は、過去1年に少なくとも1冊の本を読んだと答えている。若者は53、8%がそう答えているが、国全体の平均は43、1%。
さらに中身をみると、若い女の子のほうが男の子よりも本を読む。特に15−17歳だと女子67、8%に対し、男子46、2%で差が最も大きくなる。
また地域差もあって、北と南では、15−20ポイントの差がある。
この調査はイタリア出版協会(Associazione italiana editori)によるもの。重要なのは読書しない理由だ。6−19歳の11%は読書の能力に欠けている。6、9%が読書が出来ない、または苦手と答え、4、2%は本はむずかしく書かれていると答えているのだ。
外国との比較では、若者同士を比較すると、一年に一冊以上本を読むのがイタリアでは53、8%なのに対し、フランスは60%、スペインは73、3%である。
また、イギリスでは、90%の母親が子供に少なくとも一週間に1度はお話を読み聞かせするのに対し、イタリアでは41%にすぎない。
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