リビアとの植民地時代の賠償、合意
ベルルスコーニとリビアのカダフィ大佐の間で、植民地時代の賠償金に関する合意が成立した(8月31日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。
イタリアは今後20年間に、50億ドルを植民地時代の賠償金として支払う。
イタリアは1911-12年にトルコと戦い、トリポリタニアとチレナイカを獲得。リビアでの支配は30年以上に及んだ。
1911年から、2万人以上のリビア人が殺され、4万人が収容所で死んだ。
1951年リビアは独立した。1969年にクーデターがあり、王政が終わり、カダフィ大佐の政権となった。それ以前の合意を無視して、カダフィ大佐はイタリア人を帰国させた。
1998年には、ローマで相互協定がかわされた。
また同時に、不法移民の取り締まりを厳しくし、イタリアがこれまで以上に石油を輸入することなどが合意された。
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コメント
panterinoさん、こんばんは。
イタリアは
戦後の出発点が反ファシズム勢力の勝利によって
アイデンティファイされていることと、
エチオピアの毒ガス問題があるので
こうした賠償問題に消極的であると思っていました。
バーターの部分があるのかもしれませんが、
何も賠償されないままよりかはいいかとも思います。
投稿: イタ近 | 2008年9月 2日 (火) 20時51分
イタ近さん
そうですね。
賠償問題の決着には、カダフィ大佐が政権を奪取した時に、無理やりイタリアに帰国させられた人たちに対する賠償、処遇をどうするかという問題が絡んでもいたような気がします。
しかし今回はその問題は、棚上げにして、まずイタリア・リビア間の関係を正常化することが優先されたように思います。
おっしゃる通り、何もしないよりは、道路などのインフラ整備をするというほうが良いように思います。不法移民問題も沈静化されればなお良いと思います。
投稿: panterino | 2008年9月 5日 (金) 19時08分