ラッツィンガー教皇、ピオ12世を擁護。イエズス会の疑問
教皇ピオ12世に関し、現教皇ラッツィンガーと、イエズス会の権威ある雑誌Civilta' Cattolica が異なる立場を表明している(9月19日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。
ラッツィンガー教皇は、ピオ12世が慎重なふるまいによって、(ナチやイタリアの人種法により)迫害されているユダヤ人の多くを救ったとしている。
一方、雑誌Civilta Cattolicaに掲載されたジョヴァンニ・サーレ神父の論考では、現代の感性からすると、そのような慎重さは理解しがたいとしている。
エウジェニオ・パチェッリ(1876-1958)、ピオ12世は、今年の10月9日に没後50年を迎える。
ファシズムや人種法に対しては、晩年のピオ11世(アキッレ・ラッティ教皇)が激しく反発し、反人種法の回勅を準備したのにもかかわらず、それが日に目を見なかったことが知られている。
ピオ12世(エウジェニオ・パチェッリ)は、教皇庁とイタリア政府の対立を避け、対話を求める方向に動いたのである。
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