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2008年9月18日 (木)

1000分の8税、カトリック教会への配分減少

Otto_per_mille 1000分の8税のカトリック教会への配分が減少し、国家の取り分が増えた(9月17日、コッリエーレ・デッラ・セーラおよびレプッブリカ)。

(1000分の8税 otto per mille は、Irpef(個人所得税)の1000分の8をカトリック教会をはじめとして、いくつかの宗派および国家に分配するものである。納税者が自分の1000分の8をどこに収めるかを選択することもできるし、選択せず、法の定めるままに国家が諸宗派に分配するのにゆだねることもできる。国家を選択した場合、そのお金は世界における飢餓、自然災害、難民の救援などに使用される。配分は、3年前の指定者の割合に基づいて実施される。この制度は、1984年の改訂されたコンコルダートに基づいて出来た。ー以上、管理人註です)。

2009年のカトリック教会の1000分の8税の取り分は、9億6700万ユーロとなる見込みで、2008年の10億200万ユーロ、2007年の9億9100万ユーロと比較して減少する見込みである。

1000分の8税の配分先を指定する人(firme) のうち、国家を指定する人が7,6%から11%に増えたのである。

指定する人は、1680万人から1750万人に増えた。80万人の増加である。その増えた分の人はほとんどが配分先を国家に指定している。

教会への配分額の変遷は以下の通り。
1990年  2億1000万ユーロ
1991年  2億1000万
1992年  2億1000万
1993年  3億300万
1994年  3億6300万
1995年  4億4900万
1996年  7億5100万
1997年  7億1400万
1998年  6億8600万
1999年  7億5500万
2000年  6億4300万
2001年  7億6300万
2002年  9億1000万
2003年  10億1600万
2004年  9億3700万
2005年  9億8400万
2006年  9億3000万
2007年  9億9100万
2008年  10億200万
2009年  9億6700万(推定)

また配分先を指定した人のうち、カトリック教会を指定した人の割合は次の通り。

1990年 76,2%
1991年 81,4%
1992年 84,9%
・・・・
1997年 81,6%
1998年 83,3%
1999年 86,6%
・・・・
2003年 89,2%
2004年 89,8%
2005年 89,8%
2006年 86,0%

2009年の配分は2006年の指定者の割合に基づいて実施されるのである。

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