教皇ベネデット16世は、カエルの磔刑像(写真)を断罪した(8月28日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。
この磔刑像は、ドイツ人Martin Kippennberger の作品で、ボルツァーノの新しい美術館に展示されている。
教皇は、トレンティーノ・アルトアディジェ州の州議会議長Franz Pahl にあてて、手紙を書き、この作品は、「多くの人の宗教的感情を害する。十字架には神の愛の象徴、われわれの救済の象徴を見るからだ」としている。
このカエルは最初は新聞紙で覆われていたが、後、入り口のめだたない所に置かれた。
美術館長の Corinne Diserens は作品を擁護している。
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