刑務所、外国人入所者増える
イタリアの刑務所に外国人の入所者が増えている(8月21日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。
2007年に新たに入所した9万4000人のうち、4万5000人以上が外国人であった。ほぼ半数である。
2008年7月31日現在で、刑務所の人口は5万5250人。
1980年代には外国人の比率は5%であった。1990年代に15%に上昇し、2008年には38%にまでなっている。
2008年6月現在で、刑務所に入所している外国人は2万175人。そのうち、判決を待っている人が1万3184人、刑が確定している人が6991人である。
被拘留者(detenuti, 入所者)の出身地は123カ国にわたる。そのうち、上位7カ国で66%をしめている。
1 モロッコ
2 アルバニア
3 ルーマニア
4 チュニジア
5 アルジェリア
6 旧ユーゴスラビア
7 ナイジェリア
何の容疑で捕まったか(通告されたか、contestato)は、EU圏外の人と、EU内の人で比率が異なる。
EU圏外(extracomunitari)
麻薬 30,6%
対財産 24,7%
対人 17,2%
対行政 5,7%
外国人法 5,7%
武器 4,5%
売春 1,6%
EU圏内(そのうち、73%はルーマニア人)
対財産 44,1%
対人 25,8%
麻薬 7,5%
対行政 4,0%
武器 3,2%
売春 3,1%
公安 2,9%
ボッシ・フィーニ法にもとづき、国外退去にしうる入所者は4500人。2007年に国外退去のため出所したのは282人。2008年の同様の人は、6月までで158人、となっている。国外退去の実施の困難さ、不可能さが、刑務所の過剰人員の原因となっている。
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