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2008年8月 7日 (木)

リージとザンゾット、二人の詩人がドキュメンタリー映画に

Due_poeti_due_voci 詩人ネーロ・リージとアンドレア・ザンゾットが主演のドキュメンタリー映画「可能な関係ー二人の詩人、二つの声」(Possibili rapporti-Due poeti, due voci) がロカルノ映画祭に出品される(8月6日、レプッブリカ)。

プロデューサーはマルタ・ドンゼッリとグレゴリオ・パオネッサで、文化財・文化活動省およびヴェネト州の支援をうけている。

ネーロ・リージはこの映画の監督であるが、1920年生まれの詩人で、ディーノ・リージの弟。アンドレア・ザンゾットはヴェネト州トレヴィーゾ県のピエーヴェ・ディ・ソリーゴに居をかまえる87歳の詩人だ。

映画はザンゾットの地元での二人の会話が中心。

ロカルノ映画祭では、リージの修復された映画「統合失調症患者の日記」(Diario di una schizofrenica, 1968) も上映される。

リージは、何年も前から今回のドキュメンタリー映画の企画をあたためていた。「以前から、われわれは互いに本を贈ってきた。とても異なっているけれど、尊敬しあっているんだ。僕はレアリスタで、彼は難解。彼はペトラルカやタッソの伝統を革新する詩人で、僕は独立派で、ヴィットリオ・セレーニに《導かれた》ロンバルディア派にも認められたことがないんだ。ルチャーノ・アンチェスキは僕をそこに入れたけど」

「彼(ザンゾット)は、自分の領土との結びつきがとても強いけど、僕はローマともミラノともうまく行ってない」

ドキュメンタリーでは、最初のぎこちなさから、親密になっていくのに立ち会っているかのようだ。

「二人とも詩人だけれど、会話は詩についてというよりは、人生についてなんだ。でも変わりつつある郷土についても描いている。ピエーヴェ・ディ・ソリーゴには、1つの広場に8つも銀行がある。イタリア社会の不健康な状態をしめす指標だね。僕らはデカダンスを生きているんだ」

ザンゾットは語る「歳月は流れたが、書くという欲望は過ぎ去らない。たしかに肉体的な疲労はある。しかし、たとえ手が少しばかり拒絶しても、まだ書くことは出来る。自筆原稿(autografo) をつくることが出来るとでも言っておこう」。(autografo は自筆原稿と、サインの両方の意味をかけている)。

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