教皇ベネデット16世は、オーストラリアに行き、若者たちにむかって生命と環境を尊重するよう呼びかけた(7月18日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。
シドニーで、教皇を出迎えた人々は50万人に達した。そのうち15万人は若者で、教皇は1900人の若者とともにシドニー湾を航行した。
ラッツィンガーは特に、生命の尊重を訴え、中絶は言語道断の暴行(violenza indicibile)であるとしている。
オーストラリアのカトリック教徒200人(その中には司祭、修道女も含まれる)はラッツィンガー教皇への公開書簡を発し、聖職者の独身制度と聖職者の地位から女性が排除されていることの見直しを求めた。
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