快速500 アバルト
フィアット500(チンクエチェント)のアバルト版が発売される(7月21日付け、コッリエ・デッラ・セーラ付属、コッリエーレ・モトーリ)。
(コッリエーレ・モトーリの日付は7月21日になっているが、少しさばをよんだ日付であるー管理人註)。
フィアットの500(チンクエチェント)は発売以来1年間に22万台以上の注文をとりつけるヒット作となった。イタリアだけでなく、フランス、ドイツ、イギリスでも一定の地位をしめている。
南アフリカやオーストラリアでは順番待ちのリストができている。ポーランドの500製造工場では年間の製造能力を12万台から19万台にあげた。
今回はアバルト・チューニングの新バージョンが登場する。スポーツ・バージョンである。アバルトというのは、カルロ・アバルト(Carlo Abarth)という1908年ヴィーン生まれのエンジンの天才から来ている。Abarth & C は1949年に誕生したが、事業が成功したのは1960年代である。Fiatとの協力関係を持ち、1971年には事実上フィアットの子会社となった。1958年には、500 Abarth が登場しており、これは Carlo Abarth の傑作の一つと言われている。
今回は50年ぶりの500 アバルトとなるわけである。アバルトの代表取締役ルーカ・デ・メオは「われわれは手の内にジョーカーを持っているようなものだと考えている」と自信満々。
車体は中間冷却器(gli scambiatori di calore, intercooler)を収蔵するため少し長くなった。エンジンは1,4リッター、16valve, T-jet ガソリン、135馬力である。時速205キロまででるとか?フェンダーも特別仕様となっている。
500はナポリターノ大統領をはじめ有名人御用達でもある。
ナポリターノ大統領のは、ブルーで、ランプの脇に三色旗がつくが、これは取り外しできるようになっている。
ルーカ・ディ・モンテツェーモロのは、1,4リッター、120馬力、若い頃に彼が乗っていた500のレプリカとなっている。色は赤。
セルジョ・マルキオンネのは黒で、1,4リッター、120馬力。これはまだ市場に出回っていない。
ヴァレンティーノ・ロッシのは、ヤマハのバイクと同様の外装となっている。
ピエロ・キアンブレッティ(司会者)のは、暗赤色で、手書きのマークがある。
ロザリオ・フィオレッロのは、カラシおよび白のツートン。
500を買った人は、細部に、さらに手を加える人が多い。自分独自のオリジナル500とするのである。
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