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2008年6月29日 (日)

馬の抽選:歓びに沸くセルヴァとブルーコ

Assegnazione_dei_cavalli 7月2日のパリオを走る馬が各コントラーダに抽選の結果、引き渡された(6月29日)。

6月29日の午後1時過ぎからカンポ広場で、出走が決定した10頭を抽選により、各コントラーダ(地区)に割り当てる儀式が執り行われた。

この抽選および馬の引き渡しを tratta もしくは assegnazione dei cavalli という。10人のカピターノによって出走が決定された10頭の馬には新たに1から10の番号がつけられる。

カンポ広場のパラッツォ・プブリコ前にしつらえられた演台の上に、市長および10人のカピターノ立ち会いのもと、番号が抽選で引かれ、次にコントラーダが抽選で引かれ、それを市長が読み上げていく。こうして10頭の馬が、次々に各コントラーダのバルバレスコ(barbaresco, 馬の世話係)またはその代理人に引き渡される。馬は各コントラーダの馬屋(stalla)へと、バルバレスコに引かれて行くが、コントラダイオーロ(コントラーダのメンバー)が大勢その後をパリオの歌を大声で歌いながらついていく。

各馬は、優勝歴や前評判があって、どのコントラーダも強い馬が欲しいのであるが、今回の抽選で、もっとも歓声が沸いたのは、セルヴァ(森、サイのマーク)とブルーコ(芋虫)であった。

騎手は、コントラーダとの契約なので、パリオ当日の朝まで、交代することも可能だが、馬の割り当ては絶対的なもので、病気であろうが、怪我であろうが、交代はできない。馬は、パリオにおいては神聖ともいうべき存在なのである。この4日間、バルバレスコは心血を注いで馬の世話をするのである。

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