カルチョ・ストリコ
カルチョ・ストリコは1500年代から続く、古式ゆかしきサッカーである。
試合の前には、ルネサンス風の衣装をまとった時代行列が市街を練り歩く。その総勢は500人以上。
役柄によって馬に乗ったり、兜をかぶったり、槍を持つものもいる。
サッカーの試合は、サンタ・クローチェ教会の前の広場で繰り広げられる。入場料は19ユーロであった。
フィレンツェ市内に4つの地区があり、この日は決勝。ロッソ(赤)対アズッリ(青)の戦い。試合はまさに戦いで、いたる所で殴り合い、とっくみあいが繰り広げられ、それに気をとられていると、ボールの行方を見失う。
試合は9、5対4で赤の勝ち。0,5というのはシュートに失敗すると、敵方に0,5点が入るのである。
最後は、赤の選手と青の選手が健闘をたたえ合い終わった。
非常に激しいスポーツなので万人向きではないかもしれないが、ルネサンスのイタリアは美術だけではなく、激しい権力闘争や戦闘もしばしばあったことを想起させられた。
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