カモッラと政治家を告発した廃棄物業者、殺される
カンパーニャ州のカゼルタ県で、廃棄物業者がカモッラに白昼殺された(6月2日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。
殺されたのは、カゼルタ県カザル・ディ・プリンチペの廃棄物業者ミケーレ・オルシ47歳。
彼は廃棄物処理の組合を経営していたがいわゆるエコマフィアであり、逮捕された後、司法協力者(ペンティート)となっていた。
兄弟とともにEco4という組合を経営していた。産業廃棄物処理には、カモッラが絡んでいるのだが、彼はそれだけでなく、政治家との関係を知っており、それを検察官に語った。特に、前のベルルスコーニ政権の時の元コミュニケーション大臣マリオ・ランドルフィについて多くを語っていた。彼はカンパーニャ州選出の国民同盟の議員である。
殺されたオルシは、モンドラゴーネで組合を経営していたが、ランドルフィ議員はモンドラゴーネの出身で、そこで票集めをするし、彼自身が語っているようにボスのアウグスト・ラ・トッレの姉妹を知っているのだった。
オルシは従業員の70%は、無駄なものだったと語っている。それは、政治ー選挙のためにランドルフィその他の政治家に求められてなされたものだったのだ。無駄などころか、ほとんどが架空のもので、なんの仕事もしていない。
ランドルフィ議員は予備審理をうけている。オルシによれば、市の清掃員はほとんどが、組(クラン)による推薦で、選挙の時には、食事会が設けられ、清掃員は、しかるべき人物に投票するよう求められる。最近の選挙の時には、ランドルフィ議員のための食事会が設けられた。
この事件に関し『ゴモッラ』の著者ロベルト・サヴィアーノは、「カザル・ディ・プリンチペで起こった事件は重い意味をもった行為だ。犠牲者はカモッラのサルヴォ・リーマだ」と語った。サルヴォ・リーマは、シチリアマフィアに関し、組織犯罪と政治家をつなぐ人物で、やはり殺されている。
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