パリオ旗のお披露目
2008年7月のパリオ(旗)が、26日パラッツォ・プッブリコの中庭でお披露目された(6月28日、コッリエーレ・ディ・シエナ)。
マドンナ(聖母マリア)の顔はきわめて現代風で議論が分かれている。
アイシャドウやほほ紅、口紅をつけているようにも見える聖母である。宗教性よりも、現代の女性、新たな1000年紀の女性という側面が強調されている。
その下の白い布は顔のない修道女。
他の動物・生物は、このパリオに出走するコントラーダ(地区)のシンボル・マークである。
このパリオの制作者はカミッラ・アダミ。夫のヴァレリオ・アダミも1980年代にパリオを描いている。
作者自身もこの聖母像は、現代の日々を戦う(シエナの)女性を描いたものであることを認めている。
またこの旗は、San Vincenzo de' Paoliの修道女たちに捧げられている。
また同時に、マスガラーノと呼ばれる皿状の賞もお披露目された。
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