シチリア派詩人
メリディアーニからシチリア派詩人の全集が3巻本で刊行された(6月24日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。
シチリア派が最初のイタリア詩の流派であることは、すでにダンテが認めている。
しかしこれまでは、彼らの作品を読むにはジャンフランコ・コンティーニが編纂した Poeti del Duecento(1960)にあたらねばならなかった。
この度、モンダドーリ社のメリディアーニのシリーズで3巻本のI poeti della Scuola siciliana が刊行された。3600ページを越えるものである。
それぞれの巻は、ロベルト・アントネッリ、コスタンツォ・ディ・ジローラモ、ロザリオ・コルッチャによる序文がついている。第一巻はジャーコモ・ダ・レンティーニで編者がすべて責任をもつもので、2巻「フェデリコ2世の宮廷の詩人」、3巻「シチリアートスカーナの詩人」は共同編集。
シチリア派の前には12世紀はじめにプロヴァンスで宮廷風恋愛や吟遊詩人という現象があらわれた。吟遊詩人の詩は、各国で模倣された。
シチリアのフェデリーコ2世の宮廷でも同様であった。フェデリーコは彼自身も詩人で5篇が伝えられているが、役人に詩作を奨励した。ジャーコモ・ダ・レンティーニも公証人である。この話は1230年頃のことで、1250年にフェデリーコは世を去る。
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