教皇のベストセラー
教皇ベネデット16世の著作は記録的な売り上げをしめしている(6月6日、レプッブリカ)。
神学者であったラッツィンガー教皇の著作は、単著、註釈などは、132冊におよぶ。
ジョゼフ・ラッツィンガー著作集も全13巻で、ヨーロッパ最大のカトリック出版社、ドイツのヘルダーとヴァティカンの出版社Libreria Editrice Vaticana (Lev) から、刊行される予定である。
教皇の最新の著作『ナザレのイエス』は、全世界で250万部の売り上げをしめしている。
ベネデット16世の回勅(enciclica, 教皇が全世界の司教あてに出す書簡)は、《Deus caritas est》(神は慈愛である)(2005年)が160万部以上、2007年の回勅《Spe salvi》(希望により救われる)は、約140万部の売り上げをしめしている。著作権料は、教皇に選出されてからの3年で、200万ユーロにおよぶが、教皇の意志により、主としてヴァティカンとドイツにあるラッツィンガー基金で運用されており、慈善活動、奨学金などに使用されている。
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コメント
日本のマスコミでは、好意的に取り上げられないベネディクト16世ですが、パフォーマンスが苦手なだけで、カトリック教会の偉大な指導者だと思います。これからも、情報の伝わりにくい私たちにこういうニュースを発信してください。
投稿: ローマは永遠 | 2008年6月 9日 (月) 19時20分
ローマは永遠さん
そうですね。教皇に限らず、ヴァティカンの興味ある話はできるだけ取り上げたいと考えています。
ご存じのように、イタリアでは、新聞でもテレビのニュースでも、毎週、話題によっては、連日、ヴァティカンや教皇、あるいはイタリア司教会議の考えが紹介されるわけです。
でも、日本では圧倒的に情報が少ないように思います。
イタリアの現在を理解するには、ヴァティカンの政策、発言に対する理解なしにはありえないと、僕は考えています。
また、イタリア政府と教皇庁も、トピックによって、意見の一致、相違、緊張、融和、さまざまだと思いますので、そういった状況が少しでも感じられるような情報をアップしていきたいと思います。
投稿: panterino | 2008年6月 9日 (月) 19時56分