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2008年6月 7日 (土)

イタリア人の半数は、住んでいる街に満足

Renga_c1140x180 イタリア人の約半数(47,2%)は、自分が住む街に満足し、そこから引っ越したいとは思っていない(6月6日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。

この満足度は、小さな街に住む人ではさらに高く53,2%にのぼる。

中規模の街に住む人では、42,9%。大都市では40%。

小さい街ほど、高い。おそらく、小さい街は、勤めにいくにも歩いて5分で行けて、車に1時間乗る必要がない。また、家も安い。

この調査はCensis (イタリア社会調査研究所)によるものだが、創設者のジュゼッペ・デ・リータによると、地元との関係は最近の選挙の勝敗にも反映しているという。

このような傾向には懸念すべき点もあって、自分の周囲さへ良ければ、他には関心なし、となる場合がある。鉄道や高速道路に反対となるのである。

ただし、連邦主義(federalismo)が、優先的な関心である人は少ない。全体で3,9%で、北東部で6,8%。より関心を集めているのは、社会的な不公平を縮小させること(26,8%)、減税(19,7%)である。

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コメント

イタリアに住んでみて、小さな町の住民が郷土意識が強く故郷から離れないと、強く感じました。若い時に北イタリアの都会に就職してもある程度歳をとると良い職場を捨てて生まれ故郷に戻ってくる人の話を良く聞きます。
イタリア人は生まれ故郷の友達、親戚と付き合うのが人生の楽しみと思っているような気がします。

日本では高度成長時代に田舎から都会へ集団就職及び都会の大学を卒業してそのまま都会で就職し、凄い人口移動がありました。
イタリアでは考えられません。
但し大学卒業した人の中には国外で就職する人が居るようです。その数は日本よりも多いと思います。

投稿: ANdy | 2008年6月 8日 (日) 21時55分

Andy さん

おっしゃる通りだと思います。また、昔からの街並みが良く保存されている街も数多くありますしね。自分の街が一番と誇りが持て、そこでの友人を大切にできるイタリア人はうらやましいかぎりです。

われわれ日本人は、おそらく経済発展を優先して、若者が大都市に出て行く仕組みが、ある時点から出来上がってしまったのですね。

海外流出に関しても、おっしゃる通りで、これは日本の方が今のところ少ないと思います。たとえば、理系に関しては、ある程度の額の研究費がないと、研究自体が滞ってしまいますが、その点に関しては、蓋然的には、日本のほうがまだましなようですね。

投稿: panterino | 2008年6月 8日 (日) 22時37分

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