ホテルの星は混沌
イタリアのホテルの星の数は、その仕組みが混沌としている(6月8日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。
混沌の原因は、州がホテルに5つ星、4つ星などと認定するのであるが、その基準が州ごとに異なっている点にある。
たとえば、シチリアでは、5つ星(5 stelle)ホテルはダブルの部屋は14㎡以上なければいけないが、ヴェネトでは18㎡以上、マルケでは25㎡以上必要なのである。
プーリアでは受付の人間は、2つ以上の外国語が話せなければいけないが、トスカーナでは4つ以上が必要。イタリア全体で、部屋は一日一回は掃除をしなければいけないが、ボルツァーノでは二回以上となっている。
1983年に制定された法律で、州に星の数を認定する権限が与えられた。混乱は基準だけでなく、その後、チェックがなされないということにもある。いったん、5つ星が与えられると、その後サービス(レストラン、補助、インターネット、部屋のメンテナンス)などの質が保たれているかのチェックがない。
7つ星という名称を与えているのは、ジュネーヴにあるSGSという組織で、州ではない。
イタリアのホテルの星別の数は次の通り。
総数 3万3768
1つ星 4808
2つ星 7718
3つ星 1万7038
4つ星 3950
5つ星 254
合計で、103万4710部屋、ベッド数は208万7010床。
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コメント
はじめて知りました。たいへん興味深く拝見しました。地方により星のつけ方の基準がずいぶんちがっている、というのは経験から知っていました、が、このような記事を拝見するとまたちがう角度からイタリアが見えてきます。楽しい読み物、これからも期待いたします。
投稿: accatto_ma | 2008年6月11日 (水) 00時39分
accatto_ma さん
僕も、まったく初耳でした。翌日の記事にはミケーラ・ブランヴィッラ次官がインタビューに応じて、一定の統一的な基準が必要との見解を述べています。
今後とも、どうぞよろしく。
投稿: panterino | 2008年6月11日 (水) 02時56分