第二試走
6月30日、午前9時からシエナのカンポ広場で第二試走が行われた。
第二試走(seconda prova)では、カナペ(二本の太綱の間のスタートの場所、一頭ごとのゲートはない)に入る順は第一試走の正反対となる。
今回は、ヴァルディモントーネ(羊)の馬が元気が良く、騎手を振り落としてしまった(写真)。騎手無しの馬(cavallo scosso, scosso)は、資格としては、騎手のいる馬とまったく同じで一着でつけば一着である。ヴァルディモントーネの馬イオラオは一位で到着した。
騎手の落馬した馬が本番のパリオで優勝することもまれにある。パリオは鞍をつけぬ裸馬で競うので、騎手の落馬はしばしば見られる。
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