Hopa 帝国の崩壊
4月28日にHolinvestが巨額の損失を計上し、《sistema Hopa》全体が危機に陥った(5月30日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。
Hi spring というほとんど知られていない会社が、5000万ユーロ(80億円)という巨額の損失を計上し、ブレーシャ、エミリオ・ニュッティ(写真)の領土を恐怖に陥れた。
Hi spring の株主は、1999年にTelecomの株式買い占めをしかけたグループである。Hopa の6億ユーロの損失はさらにおそるべきものだ。
Holinvest は100%、Hopaにより支配されている会社だが、ほとんど制御不能に陥っている。
この問題は、シエナのモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(MPS)にも押し寄せている。Hopa およびブレーシャの金融業者はMPSの出資者(creditore)であるからだ。銀行に与えられていた担保である Hi spring は価値が崩落してしまったのだ。
Holinvestは、4月28日に会長エットレ・ロナーティが特別総会を開いたが、そこで8億6200万ユーロの損失を報告した。この原因は、彼らが保有していたテレコムの3,7%の株式が徐々に価格が下落したことにある。この株式は Royal Bank of Scotland の担保に入っていて、彼らは3月にその株を市場に放出した。ブレーシャの金融業者はこの販売方法をめぐり、損失をこうむったとして1億2600ユーロの賠償を求めている。
Holinvestの損失は、ドミノ倒し現象を引き起こすのではないか、と懸念されている。Hopaは2007年度、5億9500万ユーロの損失を計上した。その主要株主(35%)であるFingruppoは4億5300万ユーロの損失を計上した。Hopaは、今だに資産が3億ユーロあるので、生き延びることができる。しかし、Fingruppohaは、破産に追い込まれてしまった。
Fingruppoへの出資者に金を貸していた銀行(債権者、banche creditorice)は、担保を他のものに代えるよう求めている。Fingruppoの株式は紙くず同然になってしまったからだ。その銀行とはどこか?人民銀行グループのPopolare Lodi (3400万ユーロの債務)とMPSグループのBamである。両者ともHopaの共同経営者である。
MPSは、1億ユーロ以上の債権を、Fingruppo および様々な株主(Bamを介して)抱えている。
MPSが吸収合併するアントンヴェネタはHopaを8%所有しているので、それを引き受けることになる。この問題はシエナ銀行(MPS)の頭痛の種でもある。
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