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2008年5月16日 (金)

3年制大学の成功

Laurea_breve_basta_per_trovare_lavo

1999年に実施された大学改革は、約束を果たしている。途中退学も減少している。労働市場との協力関係は不十分なようだ(5月14日、レプッブリカ)。

1999年にイタリアの大学は4年制から3年制(triennale)に変更された。(イタリアの小学校、中学校、高校はそれぞれ、5年、3年、5年で、計13年あり、大学に入学するのが日本などより1年遅いのである――管理人註)。その時の約束のいくつかは守られた。3年制を3年で卒業する人は34,8%。これは革命的である。99年の改革以前は、4年制を4年で卒業する人は9,5%しかいなかったからだ。

また、1年生から2年生になる段階で中退してしまう学生も減った。

大学・研究省の局長アントネッロ・マジーアによると、問題は大学と労働市場の間の調和が欠けていることだという。大学を卒業した人の63%が修士課程(laurea specialistica)に進学している。修士を出ないと公募に応募できない職種もあるのだ。卒業生の27,4%は職につき、約10%が失業者となる。

大学改革は1999年の509号省令で導入され、実際大学で実施されたのは2001/02年からである。目標は卒業年齢を下げること(EUの21歳に対し、イタリアでは28-30歳だった)。留年や中退者を減らすこと。目標の大部分は達成された。

 

イタリアの近年の大学登録者数

2004/05年 110万2939人

2005/06年 117万2851人

2006/07年 112万9561人

2007/08年 113万7000人(うち女性62万2000人)

卒業にかかる年数

3年(規定通り):34,8%

4年(1年遅れ):40,6%

5年                                   :11,5%

6年                                   :4,7%

7年                                   :2,6%

8年                                   :1,7%

9年                                   :1,0%

10年                            :3,1%

となっている。

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