司祭の高齢化
イタリアのカトリック司祭の高齢化が進んでいる(5月18日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。
教区司祭(parroco)のいない教区も増えているのだ。
20世紀初頭には、3300万人の住人に対し、6万8848人の司祭がいた。現在は、5700万人の住人に対し、3万1179人で、半分以下に減っている。
これに加えて、平均年齢も上がっている。イタリアの司祭の平均年齢は60歳、勤続年数は33年である。半数は、1967年以前に叙階された(聖職についた)人たちである。つまり、第二ヴァティカン公会議が効力を持つ前に叙階されたことになる。
2万5817教区で3万1179人の教区司祭なので、平均1,19人である。しかも、8人に1人の司祭は80歳前後だという。すでにエミリア、アブルッツォ、モリーゼ、トスカーナ、リグーリアの諸州では、しばらく前から、教会の数が、司祭の数を上回っている。しかもほぼ確実に事態は悪化するもようだ。
2023年には、司祭の数は4分の1減少、州によっては3分の1減少してしまうという。
つまり今から15年後には、フランスやスペインで現在なされているように、いくつかの教会をかけもちで担当する司祭が増えるだろう。
また現在でも4,5%の司祭は外国生まれで、ローマやラツィオ州では23%が外国生まれである。また、ウンブリア州では40歳以下の司祭は半数が外人である。
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