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2008年5月26日 (月)

国会議員の年金

Vitalizio_2 イタリアの国会議員の年金の高さが話題になっている(この項、週刊誌パノラーマ、4月30日号)。

さきの総選挙では急進左派の議席消滅が話題になったが、彼らの年金はどうなっているのだろう。

ファウスト・ベルティノッティの終身年金(vitalizio)は月額7959ユーロ(税込)で、その他に元下院議長としての手当が加わる。

緑の党のリーダーだったアルフォンソ・ペコラーロ・スカーニョは49歳だが、25年つとめ年金は月8836ユーロ。

その他、チリアコ・デ・ミータは80歳で11期つとめ、年金は月9363ユーロ。クレメンテ・マステッラは、61歳、9期つとめ年金は月9604ユーロである。

たしかに高いのだが、制度は変わりつつある。

1.2001年度以前に選ばれた議員
 終身年金は、1期(5年)つとめた議員は60歳で発生する。2期(10年)つとめれば、55歳からもらえる。3期なら50歳。20年以上つとめれば、何歳からでももらえる。
 議員の手当の月額(現在は、下院が1万1703,64ユーロ、上院が1万2005,3ユーロ)をもとに計算し、1期なら25%で、6期(30年)以上で80%の最高額に達する。1期が途中で解散などになった場合は、積立金の払い戻しが可能。

2.2001年以降に選ばれた議員
  1997年に改革が実施された。終身年金は、1期つとめた議員は65歳からもらえる。2期なら60歳。2006年当選の議員のように、任期が30ヶ月未満の場合、払い戻しは出来ない。

3.2008年以降に選ばれた議員
  2007年に改革が実施。払い戻しは無い。終身年金は勤続年数をもとに計算される。2008年1月1日以降は、EUや州、RAIなどの役職をつとめても、それと重複加算することはできない。
  年金額の算出方式も変わった。1期の20%から15年以上の60%までとなった。

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