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2008年5月17日 (土)

女性の病気が増えている

Donne 現代のイタリア女性は、以前より病気が増えているという特集記事がコッリエーレ・デッラ・セーラに掲載されている(5月17日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。

ミラノのマンジガッリ病院の婦人科医パオロ・ヴェルチェッリーニによると、現代のイタリア人女性は、最初の子供を産むのが30歳(20世紀初頭は19歳)、子供の数は、6人から1人または2人に減った。授乳もせいぜい6ヶ月までである。

「20世紀初頭には、思春期のはじまりは16歳前後だったのですが、今は12歳前後です」。その結果、一生における月経の回数が約3倍(160から450)へ増加している。専門家によると、こうしたことは健康に影響があるという。

最新の婦人科学・産科学の統計(Sigo)によると、この30年間で、ライフスタイルの変化に伴い、婦人病の数は、ほぼ倍になっている。少なくとも600万人の女性が子宮内膜症、不妊、出産後抑鬱症、生理不順を患っており、Sigoの推計では1970年代には、それらの患者は300万人であったとされている。

「これらは現代病と考えられています。なぜなら社会の変化、食事の仕方、仕事の種類の変化の影響があるからです」と Sigo(イタリア婦人科・助産科協会)の会長ジョルジョ・ヴィットーリは語る。子宮内膜症の女性だけでも、300万人にのぼる(1978年には230万人であった)。

生理不順
1978年 5-10%
2008年 12-36%

出産後の抑鬱症
1978年 5-8%
2008年 10-15%

不妊症のカップル
1978年 3万ー3万5000
2008年 5万ー7万

子宮内膜症は、特に問題で、診断がつくのに平均8年もかかっているという。

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コメント

 たいへん興味深く拝見しました。こういう記事を、最近いっそう好調・好筆でいらして、懸命にあとを追っていますが、こういう記事も、いっそうお願いいたします。

投稿: TonTonTomete | 2008年5月18日 (日) 11時56分

Ton Ton Tomete さん

ありがとうございます。特集記事で、面白いものは、ある程度くわしく紹介していきたいと思います。

投稿: panterino | 2008年5月19日 (月) 17時45分

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