« エミリア・ロマーニャ州の投票分析 | トップページ | イタリア産業総連盟も変わらねばならない »

2008年4月20日 (日)

モンテツェーモロ、労働組合を攻撃

Montezemolo3 イタリア産業総連盟(Confindustria)会長のモンテツェーモロは、労働組合を激しく非難した(4月19日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。

モンテツェーモロは次期会長エンマ・マルチェガリアとの交代を控え、最後の論争を労働組合に挑んだ。

「選挙の結果は、われわれが以前から言ってきたことを裏付けた。労働者は、もはや具体的な問題の本当の解答を与えてくれない政治勢力や社会勢力を、自分たちの代表とは感じていないのだ」。かみそりの一撃であった。それは呼びかけでもあった。

この国は「成長するために変わらねばならない」。イタリアは「二つの顔を持っている。一つは、輸出や競争力を増している国、もう一つは先進国でもっとも遅れた国という顔だ」

「われわれは現代的な労働組合を必要としている。社会的に緊急を要する貧困と対応するためにもそれが必要なのだ」

モンテツェーモロはトリノのリンゴット(フィアットがある)で話したが、観客席の前列にはイタリアの企業家の主要メンバーが勢揃いしていた。

「日曜日の投票で、新たな局面が開かれた。選挙法は気に入らないが、とてもポジティヴなものがある。明確な多数派と議会の勢力図の単純化だ」。これによって、「改革の季節」が可能となる。イタリアに「他の選択肢」はない。

労働組合は「目を開くべきだ」。「反企業、反市場の勢力の敗北」に学ぶべきである。

「労働者は、労働組合よりも、われわれの立場にずっと近い」。さらには、「労働組合は、拒否権の専門家集団だ」と切り捨てた。

労働組合の側からは、すぐに反応があった。Cgilの書記長グリエルモ・エピファーニは「こうした過激論者的な言葉は、火に焼かれて、吹き飛ばされるだろう。Cgilは労働者の安全のテーマをはじめとして、労働者への分配や権利のために働いていく」。Uilのルイジ・アンジェレッティは皮肉たっぷりである。「労働者が、労働組合より企業家に近いだって?もしそうなら、みんな満足しているだろうよ」。Cislのラッファエーレ・ボナンニは「狭量な攻撃だ」としている。

|

« エミリア・ロマーニャ州の投票分析 | トップページ | イタリア産業総連盟も変わらねばならない »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144339/40938893

この記事へのトラックバック一覧です: モンテツェーモロ、労働組合を攻撃:

« エミリア・ロマーニャ州の投票分析 | トップページ | イタリア産業総連盟も変わらねばならない »