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2008年4月10日 (木)

皮膚の細胞で、パーキンソン病の治療を

Celluleマウス段階だが、皮膚から取った細胞を万能細胞にして、そこから神経細胞をつくりパーキンソン病のマウスを治療することに成功した(4月8日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。

細胞は「時間が元に戻って」、受精卵のときのようになり、そこからどんな細胞にでも分化できるようになる。この実験に成功したのは、ミラノのサン・ラッファエーレ病院とボストンのMIT(マサチューセッツ工科大)の研究者。

皮膚の細胞から万能細胞を作り出すことには日本の研究者たち(山中教授のグループ)が成功した。このたびイタリアとアメリカの研究者たちは、その技術を応用して、パーキンソン病のマウスの治療に成功した。イタリア側の研究者は、ヴァニア・ブロッコリとブルーノ・ディステーファノ。

治療はまず大人のマウスから皮膚の細胞をとる。次に、細胞の4つの遺伝子を刺激して、「細胞の時間を元に戻し」、万能細胞にする。こうして、神経細胞をつくり、それをパーキンソン病にかかったマウスに移植し、治療に成功したのである。

次の段階は人間への応用だが、それには時間がかかるようだ。万能細胞をつくる際に刺激している遺伝子が、腫瘍形成に関わっており、悪性腫瘍を発生させる可能性を高める危険性があるからだ。これからの挑戦は、この問題を克服することにある。

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