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2008年4月 7日 (月)

FilmItalia を救おう

Filmitalia 世界中にイタリア映画の配信をプロモートするFilmItalia が危機的状態にあり、救おうとするよびかけが41人の監督の署名入りでなされた(4月6日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。

FilmItalia は、Cinecitta' Holding Group の一つであるが、7日に Cinecitta' Holding の理事会があり、FilmItalia の「会社としての単純化」が提案される。翻訳すると、世界中にイタリア映画をプロモートしているFilmItalia の機能を吸収するということだ。

吸収というのは、規模の見直しと歩みをそろえており、人によっては、閉鎖の一歩手前だという。

「これは良いニュースではない。それどころか、我が国の映画にとっての重大なリスクである」と40人(タヴィアーニ兄弟を別々にカウントすると41人)の監督が署名して、救済をよびかけた。

参加者は、ナンニ・モレッティをはじめ、映画人、監督、プロデューサなどで、アンジェロ・バルバガッロ、マルコ・ベッロッキオ、ダニエーレ・ルケッティ、ガブリエーレ・ムッチーノ、アンドレア・オッキピンティ、ガブリエーレ・サルヴァトーレス、、パオロ・ビルツィ、ウーゴ・グレゴレッティ、ジュリアーノ・モンタルド、フェルザン・オズペテク、セルジョ・ルビーニ、エットレ・スコーラ、ロベルト・チクット、サヴェリオ・コスタンツォ、パオロ・ソッレンティーノ、ジャン・ザナージ、チット・マゼッリなどである。

40人(または41人)は、「映画を作り、海外でのプロモーションにも直接利害の関わるものが参加せず、議論もせずに重要な決定が大急ぎで」なされようとしていることに、反対している。

署名者の大半は左派で、Cinecitta' Holding の幹部を批判しているわけだが、Cinecitta' Holding の幹部は、おおむね、元Ds や元マルゲリータで現民主党に流れ込んでいる。

Cinecitta' Holding の負債は、3500万ユーロで、そのうち2500万ユーロは、Mediaport(multiplex のチェーンで150のスクリーンを持つ)の売却が終わっていないことによる。

FilmItalia の吸収・合併は、署名者たちにとっては、グローバルな戦略を欠いたものであるし、一方、Cinecitta' Holding の幹部にとっては、集中をすすめて、資源の流出をおさえ、コストをカットしなければならない。

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