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2008年3月15日 (土)

マルチェガリア、イタリア産業総連盟会長に

Marcegaglia エンマ・マルチェガリア(写真)が、次期のイタリア産業総連盟の会長に選ばれた(コッリエーレ・デッラ・セーラ、3月14日)。

モンテツェーモロ会長の後継者として、Confindustria の幹部は、出席した132人のうち99,2パーセント(1人だけが白票)がマルチェガリアを選出した。

モンテツェーモロが4年前に選ばれたときは、80%であり、前例のない事実上の満場一致である。

モンテツェーモロ会長から赤いバラの大きな花束を渡されると、スタンディングオベーションが起こった。

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コメント

panterinoさん、いつも拝見しています。
Confindustriaの約100年の歴史で、初の女性会長ということも驚きですが、それ以上に若さにびっくりです。
1965年マントヴァ生まれ、43歳ということです。
歴代の会長は錚錚たる顔ぶれで、もちろん、おじ(い)さんばかりでした。
日本で言うなら、日本経団連の会長(御手洗さん)といったところですから、日本にはありえない人事かと思います。
なぜこのような人事なのか、興味深いところです。

投稿: 遠山 | 2008年3月15日 (土) 16時15分

遠山さん

コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、ボッコーニ大を出て、ニューヨークでMBAを取得した逸材、またマントヴァの鉄鋼関係会社(売り上げ40億ユーロ)の令嬢でその経営を率いてきた経歴があるにもせよ、大抜擢であることは明らかですね。
本人の実力が第一でしょうが、それに加えて若返りをさせたい、女性の方が望ましい、というモンテツェーモロの意向があったのかもしれないと、推測してしまいます。
これに刺激を受けたのか、労働組合Cgil のトップ、エピファーニの後継者争いには4人の女性が声をあげているとの記事(コッリエーレ、14日)がありました。こちらは2010年の話だから気が早いのですが。

投稿: panterino | 2008年3月15日 (土) 16時52分

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