« オーカのカピターノ、死去 | トップページ | MPS、北東部に資本を開く »

2008年3月25日 (火)

復活祭前夜に、教皇が改宗者の洗礼

Allam_battezzato コリエッレ・デッラ・セーラの副編集長マグディ・アッラム他7人が、復活祭前夜に、ヴァティカンで改宗し、教皇ベネデット16世から洗礼を受けた(3月23日、コッリエーレ・デッラ・セーラ)。

復活祭はキリスト教徒にとって一年でもっとも重要な時の一つである。

毎年、聖土曜日には教皇が、小人数に、洗礼をさずけて、また同時に、初聖体式と堅信式をする。今年は7人で、その7人のなかに、ジャーナリストのマグディ・アッラムが含まれていた。

アッラムは、エジプト生まれ、コッリエーレ・デッラ・セーラの副編集長で、こうして改宗して、クリスティアーノという洗礼名を得た。このニュースは直前まで極秘にされていたが、前夜祭の直前になってその名がかけめぐった。

そこで教皇庁のメディア担当局長のフェデリーコ・ロンバルディ神父が正式にその名を告げた。「どんな人も、個人的に深く求め、全面的に自由な選択で、適切な準備をすれば、洗礼を求める権利があります。唯一の条件は、霊的な準備をなしとげているということです」

前夜祭は9時ちょうどに開始された。サン・ピエトロ寺院は完全に暗くなっていて、祭壇だけが例外だ。

マグディ・アッラムは、カイロで生まれ、サレジオ会の寄宿学校で学んだ。その後、イタリアに移住し、ジャーナリストとなった。Ucoii(イタリアのイスラム共同体連合)のスポークスマンのイマム、イッゼディン・エル・ジールは、「マグディ・アッラムは、個人的な選択をする自由な成人だ」との見解を表した。「重要なのは、各個人が、平和に、他の宗教を尊重して、その宗教性を生きることだ」。アッラムのUcoiiに対する批判はと問われ、「うそは受け付けないが、批判は受け付ける」としている。

イスラム共同体副会長のヤフヤ・パッラヴィチーニは、選択を尊重するとしながらも、「これほど象徴的な価値の大きい」時と場所を選んで改宗がなされたことに「当惑」を覚えるとしている。

イタリア司教会議によると、イタリアでイスラム教徒からカトリック教徒に改宗するのは1年に30人。イギリスでは、キリスト教徒への改宗者は約20万人と推定されている。フランスでは、キリスト教への改宗者は約1万人で、暴力の対象になっているのは、ごく少数である。

|

« オーカのカピターノ、死去 | トップページ | MPS、北東部に資本を開く »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/144339/40630595

この記事へのトラックバック一覧です: 復活祭前夜に、教皇が改宗者の洗礼:

« オーカのカピターノ、死去 | トップページ | MPS、北東部に資本を開く »